AMERICAN HARD ROCK〜No.1

ここでは70年代のアメリカン・ハード・ロックに焦点を当てていきたいが、すでに紹介して
あるGRAND FUNK RAILROADやMOUNTAIN等は省かせてもらいました。
ハード・ロックというとどうもBritish系のアーティストの名前がすぐに出てきてしまうのですが、
個人的にアメリカン・ハード・ロック・アーティストを何組かピック・アップして紹介していきたい
と思います。かなりのアーティスト数になりそうなので、取り敢えずNo.1としました。




AEROSMITH
(1973)

AEROSMITH
エアロスミスのデビュー作で意識的にか、かなり荒々しい音作りがなされて
おり、まるでデモテープを聴いてるような錯覚に陥ってしまう。今で言え
ば、ガレージ・バンド的なサウンドとも言えようか。全8曲ラフなロックン・
ロールで根底にはR&Bが根ざしており、ブリティッシュ・サウンド(例えば
ヤードバーズ)がしっかりと下敷きになっている。‘DREAM ON’の再
ヒットで76年にはプラチナ・ディスクに輝いている。
ON YOUR FEET OR
ON YOUR KNEEDS
(1975)

BLUE OYSTER CULT
4枚目のアルバムで、ライヴ盤。N.Y.出身の5人組はKISSが登場する
までは、‘HEAVY METAL’の代名詞であり、全12曲(アナログ盤では
2枚組)息もつかせぬ程のスピードで76分が過ぎ去ってしまう。リード・
ギタリストBuck Dharmaのプレイが冴え渡り、お約束のアンコール曲
BORN TO BE WILD’(ステッペンウルフのカバー曲)では、その
ギターは単なる楽器としてでは無く、アルバムの邦題の通り『地獄の咆哮』
と化すほど迫力がある。
DRESSED TO KILL
(1975)

KISS
ジャケットで思わず衝動買いした、日本でのデビュー・アルバム(彼ら3枚
目)。大抵ハズレなんですが、これは大当たり!なんともキャッチーな10
曲で、わずか30分足らずなのには笑っちゃいました。一曲の簡潔さと、ギ
ター・リフのカッコ良さはそれまでのN.Y.出身のバンドには見られませ
んでした。次のライヴ・アルバム‘ALIVE!’で爆発的人気を得る。クドク
無いAce Frehleyのリード・ギターも良く聴くと、キラッと光るプレーは多い。
JUMP ON IT
(1976)

MONTROSE
サミー・ヘイガーが抜け、新Vo.になったモントローズのラスト・アルバム。
前作に引き続き、よりスペーシーなサウンドづくりがなされており、ロニー・
モントローズの必殺ハード・ギター・サウンドは‘JUMP ON IT’などで少し
聴ける程。しかし、西海岸でのハード・ロックの原点という意味では、絶対
に忘れてはならないバンドだ。‘RICH MAN’等今まで以上にメロディー
の際立ったナンバーが多い。プロデュースはJack Douglasです。
YOU CAN'T ARGUE
WITH A SICK MIND
(1976)

JOE WALSH
‘ハード・ロック’と言えるかどうかわかりませんが、EAGLESに参加する
直前のライヴ・アルバムです。彼の代表作ともいえる‘WALK AWAY
ROCKY MOUNTAIN WAY’‘TIME OUT’‘TURN TO
STONE’と言ったナンバーでのうねるようなギター・プレイが聴き所で、
イーグルスのドン・フェルダーやロン・ウッド、ロッド・ステュワートらのソロ・
アルバムでの名コンビのウィリー・ウィークス(b)とアンディー・
ニューマーク(ds)らのバックの演奏も光っています。その後のイーグルス
での活躍はご存知の通りです。