BEATLE MANIA

ここでは‘BEATLES’のパロディー・バンドのアルバムを3枚紹介しよう。

1枚目は‘THE RUTLES’。Neil Innes と Eric Idol がBBCテレビ
の番組のために作った、仮装BEATLESを発展させてつくったバンド。

2枚目はTodd Rundgren率いるバンド‘UTOPIA’。1976年発表の
ソロ・アルバム‘Faithful’でもBeatlesの曲を2曲(‘Strawberry
Fields Forever’と‘Rain’)完全コピーして世間をアッと言わせた手腕が
ここでもいかんなく発揮されている。

3枚目はデンマークのバンド、RUBBER BAND がサンタクロースに
扮して全曲X’mas ソングをBEATLES風に歌い、演奏する‘THE BEATMAS’。

この3組のバンドのアルバムも、BEATLESの元歌(原曲)を知らなければ、
なんらパロディーの意味も為さないのだが・・・もし貴方が少しでもBEATLESを
聴いたことがあり、また、もっと知りたいと思うならば、一回は聴いてみて損は無い。
そこからBEATLESを聴きなおしてみるのもまたヨロシ。
BEATLESのファンを自負する貴方は3枚とも買うべし。
ナニ?もうすでに持ってる?さすが、それこそファンです。




THE RUTLES
(1978)

THE RUTLES
これぞキング・オブ・パロディーの決定盤。単なるコピーに終わら
ず、Beatles のフレーズを所々うまくパクリながら、まるでオリジナ
ルであるかのような曲作りをする。Beatles 以上に Beatlesっぽ
い。‘If I Fell’もどきの‘With A Girl Like You’や‘Help’もどきの
Ouch!’、‘Get Back’もどきの‘Get Up And Go’(傑作!)など
盗作と言われても仕方の無いくらいの、笑っちゃう作品ばかりだ。
Beatlesパロディーを語るうえで、この作品無くしては語れまい。
DEFACE THE MUSIC
(1980)

UTOPIA
発売当時の邦題は「ミート・ザ・ユートピア」。一曲の中に数曲のビ
ートルズネタが詰まっているところがミソ。パロディーとしても一流
だが、一曲一曲の出来をとらえて見ても、かなり水準の高い作品群
と言える。Todd Rundgrenと言う人は、Puroducer としても一流
の手腕を持っており、数々のヒット作を生んでいるが、ここではビー
トルズのパロディー・バンドをプロデュースしてる、と言った趣があ
る。
XMAS!
(1994)

THE BEATMAS
もしBeatles がX’masソングをカバーしたら?というコンセプトのも
と、Rubber Band扮する‘The Beatmas’が熱演。お馴染みの
X’masソングに、随所にBeatlesの曲のフレーズを散りばめてい
る。‘LoveMe Do’風の「ジングルベル」、‘Taxman’風の「赤鼻
のトナカイ」、‘Ticket To Ride’風の「ホワイト・クリスマス」、‘Lucy
In The Sky〜’風の「聖しこの夜」など、どれも発想の妙が面白く、
楽しいクリスマス・ソング集だ。