Blackfoot (ブラックフット)


 Highway Song Live (1982)

ブラックフットは1972年にフロリダで結成された、所謂サザン・ロック・バンドである。バンドの中心人物リッキー・
メドロック(g,vo)は1970〜1972にはレーナード・スキナードに在籍していた経歴の持ち主でフェイヴァリット・ミュ
ージシャンとしてジミ・ヘンドリクス、エリック・クラプトン、ポール・ロジャース、ロバート・プラント、ロッド・ステュア
ート、ビリー・ギボンズ(ZZ TOP)等の名前を挙げている。
この「ハイウェイ・ソング・ライヴ」は彼らがヨーロッパ各地でテッド・ニュージェントやスコーピオンズの前座として
精力的に回っていた時期のライヴで、最も油の乗り切った頃のライヴ・アクトと言える。サザン・ロック・テイストを
持ったナンバーを、この時期ヨーロッパ各地で盛り上がったヘヴィ・メタリックな一面を加味したサウンドで演出し
ている。時にはメイン・アクトを食ってしまう程のライヴ・アクトを見せていたとのこと。
彼らの代表的なナンバー「Gimme、Gimme、Gimme」「Fly Away」「Train Train」「Highway Song」などがギッシリ
詰まっており、CD化に際してボーナス・トラックが4曲増え「Rattlesnake Rock'n Roller」が加わっている所が嬉
しい限りだ。リッキーのトレード・マークであるエクスプローラーを振り回している姿が目に浮かび、観客の反応も
「Train Train」〜「Highway Song」でバンドと一緒に大合唱してクライマックスに達する、熱きライヴ・アルバムと
言えよう。
ライヴを中心として活動していくバンドはこの後に元ユーライア・ヒープのケン・ヘンズレーを迎えてよりヘヴィな
サウンド作りを成し、リッキーがレーナード・スキナードのアルバム「Twenty」(1997)にて復帰するまでバンドは
活動を続けて行くことになる。
ベスト・アルバム的な選曲を持ったこのライヴ・アルバム是非ともお薦めの一枚である。




2005/12/18UP