CANADA & AUSTRALIA ROCK

ロックはなにもBRITISHとAMERICAN ROCKだけじゃない。
今回はカナダとオーストラリア出身で、主に1970年代活躍したアーティストの中でも
特にお気に入りのモノを紹介します。
RUSH’は1973年、カナダでデビュー。スペーシーなハード・ロックを展開する彼らも
デビュー当時のサウンドはツェッペリンの影響がありありと見られる。
BTO’(BACHMAN−TURNER OVERDRIVE)も1973年、カナダでデビュー。
1979年頃まで活動を続けた。リーダーのランディー・バックマンは70年にゲス・フーという
バンドで‘AMERICAN WOMAN’を全米No1.ヒットにした。
HEART’もまた1975年にカナダ・ヴァンクーバーからデビュー。現在もなおアンと
ナンシーの姉妹を中心に活動を続ける。
AC/DC’は1976年にオーストラリアでデビュー。もちろん現在もROCK魂は不滅だ。
RICK SPRINGFIELD’もオーストラリアから、そのデビューは意外と古く1972年だ。
一時期俳優として人気をあげていたこともある。




RUSH
RUSH
(1974)

RUSH
記念すべき RUSH のデビュー・アルバムで、これは73年に自費制作された
ものをmercuryが再発したアルバム。明らかにツェッペリンを意識したサウンド
造りがされており、Vo.のGEDDY LEEの歌い方やG.のALEX LIFESON
の繰り出すフレーズに影響が見れる。スピーディーなハード・ロック・チューン
の‘NEED SOME LOVE’や、ギターのリフがカッコ良い‘IN THE MOOD
FINDING MY WAY’などデビュー・アルバムにしては出来は非常に良い。
世間的には評価が低いですが、好きなアルバムです。‘WORKING MAN
でのLIFESONのリード・ギターは聴き物です。
BTO
BTO'S GREATEST
(1973〜79)

BTO
74年発表の‘YOU AIN’T SEEN NOTHING YET’(恋のめまい)が全米
No.1となり人気に火がつく。日本でも人気は高く、74〜75年頃がピークで
あったか。メンバー4人とも体格がかなり良く、そのサウンドも同様に重戦車の
ごとく分厚いものがあった。代表曲に‘ROLL ON DOWN THE HIGHWAY
TAKIN’CARE OF BUSINESS’‘HEY YOU’‘LET IT RIDE’などが
ある。彼らのサウンド・イメージは、カナダの広大な山に囲まれたハイウェイを
ただひたすら突っ走ってる感じだ。テクニックのかけらも無いが、何故か
ハートを熱くさせてくれる。
HEAT
GREATEST
HITS/LIVE
(1976〜1980)

HEART
1〜5枚目のアルバムのベスト選曲+ライヴアルバムとなっている。現在も現
役で頑張ってるようですが、この頃はもうちょっとロックンロールしてましたね。
日本でもヒットした‘BARRACUDA’なんか今聴いても特異なメロディー・
ラインをもっているし、初期のナンバーで、グルーヴィーな‘STRAIGHT ON
やファンキーな‘HEARTLESS’などを聴くと従来のロック・バンドには無い
何かを持っていたことがわかる。また、ライヴ盤ではがらりと変わって、ジョン・
ボーナムに捧げたナンバー‘ROCK AND ROLL’でアン・ウィルソンが女
版ロバート・プラントばりの熱唱を聴かせてくれる。
AC/DC
LET THERE BE ROCK
(1977)

AC/DC
HARD ROCKの原型のような音がぎっしりと詰まったアルバムだ。マルコムと
アンガス・ヤング兄弟はひたすらハードなギター・リフを刻み、ボン・スコットは
決してお世辞にも上手いシンガーとは言えないが、このバンドにはこの声が
合っていたように思う。‘WHOLE LOTTA ROSIE’‘LET THERE BE
ROCK’など初期の代表曲が揃っており、どれもライヴ・ステージを見てみたく
なるようなノリの良さを感じる。このアルバムと翌年発表のライヴ盤‘IF YOU
WANT BLOOD’はハード・ロック・ファンは必聴だ。それにしても、だいだい
普通はスローテンポな曲が一曲くらいは入ってるもんですよね?
RICK SPRINGFIELD
WORKING
CLASS DOG
(1981)

RICK SPRINGFIELD
No1.ヒットの‘JESSIE’S GIRL’をはじめ、‘I’VE DONE EVERYTHING
FOR YOU’(サミー・ヘイガー作曲)‘LOVE IS ALRIGHT TONITE’など
キャッチーなポップ・ロックが揃う。アイドル志向?などと侮ってはいけない。
バック・メンバーにはNeil Geraldo(パット・べネターの旦那)やRobben Ford
やTom Kellyなど知る人ぞ知るミュージシャンが参加しており、根底のサウンド
はドッシリとしてる。リックはこのアルバムで急速にアメリカン・ドリームを手にした
為か次のアルバム発表後、次第に人気に陰りが見え始めた。プロデューサーは
後にBAD COMPANYの再結成アルバムなどを手がけたKeith Olsen。

BTO

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