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PIN UPS (1973) DAVID BOWIE |
正確に言えばこのアルバムは60年代に活躍したバンドのカヴァー曲を中心に構成されている。バ ック・バンドはミック・ロンソンがいたスパイダース・フロム・マースだ。ミック・ロンソンの歪んだトーン のギターが実に良く、特に気に入ったナンバーはピンク・フロイドの‘See Emily Play’、ヤードバー ズの‘Shapes Of Things’、ザ・フーの‘Anyway,Anyhow,Anywhere’、キンクスの‘Where Ha ve All The Good Times Gone’などである。また、日本盤にのみボーナストラックがついていて、 その中の一曲‘Growin' Up’(ブルース・スプリングスティーン)でどうも聞き覚えのあるギターがす るので、クレジットをよく見ると、‘Ron Wood’の名前がありました。ちょうどFACESの頃でしょう か、まるでFACES時代そのまんま(当たり前か)のギター・トーンでとてもカッコ良くて、オリジナル 以上に好感が持てました。 |
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THE HIT LIST (1990) JOAN JETT |
ご存知、元‘THE RUNAWAYS’のギタリスト。今やアメリカを代表する女性ロッカーと言える彼女 のルーツとなった色々なアーティストの曲をカヴァーしてます。どれも良い出来なのですが、私が個 人的にも思い入れが強いナザレスの‘Love Hurts’、キンクスの‘Celluloid Heroes’、ローリング ・ストーンズの‘Let It Bleed’などをカヴァーしている所に好感を持ちました。また、セックス・ピスト ルズの‘Pretty Vacant’やZ・Z・トップの‘Tush’などのナンバーでの堂々とした歌いっぷリを聴い てると思わず『ヨッ、姉御!』と声を掛けたくなるほど素晴らしいものがあります。この人のシャウトし た時のちょっとハスキーがかった声は本当、ドスが効いていて縮こまっちゃいますね。(ナニが?) |
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DANGEROUS (1990) ANDY TAYLOR |
DURAN DURAN脱退後の87年に発表した初ソロ・アルバム‘THUNDER’に続く2枚目のアル バムです。一枚目がDURAN DURANの時からは想像も出来ない程のハード・サウンドだったの で、2枚目もかなり期待してましたが、期待以上のモノでした。フル・カヴァー・アルバムにも係らず 彼の個性はちゃんと出てますし、なにせカヴァーしているアーティストがモロ私の趣味で、シン・リジ ー、ロッド・ステュアート、バッド・カンパニー、キンクス、モントローズ、ストーンズ、モット・ザ・フープ ル、AC/DC等とくれば出来が悪いはずがありません。オリジナルの良さをそのままにして、彼特 有のハード・エッジなギターで聴く者をグイグイと引っ張りこみます。前と比べると風貌も精悍な顔 つきになって、まさにブリティッシュ・ロッカーここにありと言う感じですね。 |
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UNDERCOVER (1990) UNDERCOVER |
こちらも70年代のロックの王道と言った曲ばかりをカヴァーしています。フリーの‘ALL RIGHT NOW’、BTOの‘YOU AIN'T SEEN NOTHING YET’、フェイセスの‘STAY WITH ME’、スモール・フ ェイセスの‘TIN SOLDIER’、レッド・ツェッペリンの‘ROCK AND ROLL’などで、原曲が良いだけに ここでのカヴァーも幾分ハード目のアレンジが為されている他は、結構オリジナルに近くて楽しめま す。アンディー・テイラーのアルバムもそうであったように、こちらもバラード・タイプのカヴァーは一切 無く、全曲ひたすらエネルギッシュな曲で占められています。もっといろんなバンドがカヴァー・アル バムを発表すれば面白いんじゃないのかな、なんて思うのですが、レコード会社のほうで売れない 企画ということでSTOPされてしまうのでしょうか? |
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DON'T STOP (1996) STATUS QUO |
今まで何曲か他人の曲をカヴァーしてきたQUOだが、ここでは初のフル・カヴァー・アルバムに挑 戦している。どれもQUO節漂う出来で、ファンにはまた違った意味で楽しめる一枚だ。‘FUN,FUN, FUN’ではビーチ・ボーイズ(もちろん彼らがオリジナル)が素晴らしいコーラスを、‘RAINING IN MY HEART’ではブライアン・メイが彼独特の繊細なギター・トーンでソロを、それぞれ聴かせてくれて参 加している。他にはビートルズの‘GET BACK’、フリートウッド・マックの‘DON'T STOP’、CCRの ‘PROUD MARY’、ボブ・シーガーの‘GET OUT OF DENVER’などのナンバーが彼ら一流のブギー のノリを加味して聴き応え充分のクォー・ヴァージョンとして蘇えっている。いずれの曲も200曲近 い候補の中から厳選された、そして彼らのルーツ・ミュージックや彼らと同じ時代を生き抜いたバン ドのカヴァー曲などであるので、実に楽しそうに演っている姿が目に浮ぶようなアルバムである。 |
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