FACES

Steve Marrott脱退後、Jeff Beck GroupよりVo.のRod Stewartと
GuitarのRon Woodを迎え、1969年それまでのSmall Facesから
Facesへとグループ名を替えて活動する。メンバーは他にBassの
Ronnie Lane、PianoのIan Mclagan、DrumのKenny Jones。
Rock’n Rollと酒と女をこよなく愛したとってもいかしたバンドであった。
わずか5年あまり、4枚のスタジオ・アルバムと1枚のライヴ・アルバムを
残して解散する。
1974年には来日し(BassはTetsu Yamauchiに替わる)、泊まった
ホテルでドンチャン騒ぎをして、当分その部屋を使えなくなるくらいメチャ
クチャにした為出入り禁止になったと言う逸話もある。
Facesのノリは横ノリと縦ノリがあるならば縦ノリだし、先ノリと後ノリが
あるならば後ノリだ。それは彼らのライヴ盤を聴いてもらえば、わかると
思う。
レコード会社との複雑な契約上の問題で、ロッド・ステュワートがソロと
グループの2足のわらじを履かなければならなく、そのためグループも
解散を余儀なくされたらしいが、今もって『最高のロックンロール・バンド』
の形容はこのグループの為にある。その全アルバムをここに紹介しよう。






First Step
(1970)
まだ得意のFACES節は聴かれない。全体としては地味な
アルバムとしてのイメージが強いかも。Small Faces時
代のイメージを払拭しようと試行錯誤してる感じが見られ
る。ラストの‘Three Button Hand Me Down’は
なかなかご機嫌なナンバー。こういうのもライヴで聴きた
かった。JacketはまだSmall Facesのままのものもあ
ったようだ。ルーツを知るのだったらO.K.です。
Long Player
(1971)
徐々にFACES節が現れ始める。Fillmore Eastでのラ
イヴが2曲。‘Maybe I’m Amazed’と‘I Feel So
Good’。どちらも他のアーティストの曲だがFACESの味
は充分出ている。‘Had Me A Real Good Time’での
Ronnieのギターもご機嫌だし、Macのピアノも多少控え
めだが、調子が出てきている感じです。
A Nod Is As Good As A Wink
...To A Blind Horse
(1971)
邦題は‘馬の耳に念仏’。誰もが認める名盤中の名盤。
のっけからFACES節ガンガン。LaneのBassはブンブ
ンうなり、Macのピアノはピョンピョン跳ね回ってるし、
Jonesのドラムは弾むわで最高です。永遠の名曲‘Stay
With Me’でのイントロのWoodyのギターは何回聴いて
もシビレます。Chuck Berryの‘Memphis,Tenness
ee’も最高!特に後半のFACES風大盛り上がり大会は
ワクワクしちゃいます。
Ooh La La
(1973)
Jacketが笑っちゃいます。LP時代は下の絵のように動
かせ、内ジャケは上の絵のような女の人の大股開きで
す。まさにOhh La Laという感じ。A面がFast side,
B面がSlow sideと言った趣向で、これもまた名曲
Cindy Incidentally’(いとしのシンディー)や、
Borstal Boys’‘Ohh La La’などを収録。
Rod Stewart/Faces Live
Coast to Coast
Overture and Beginners
(1973)
出ました、本領発揮のライヴ盤。BassがTetsu Yamau
chiに替わっています。はっきり言って、殆どお祭り状態
で、皆で騒いで楽しもうよというノリです。どうもライヴ盤
は1枚ものだと消化不良ぎみで・・・。Woodyのギターと
Macのピアノが絶妙のコンビネーションを見せてくれて
ます。当時のNHKで放映したライヴをもう一度見た〜
い。ビデオなんか無かった時代だー!

おまけ

Snakes And Ladders
(1975)
これはFaces解散直後に出たベスト・アルバム。目玉は当時、シ
ングルのみの発売であった‘Pool Hall Richard’(もちろんR・
StonesのKeith Richardのこと)と‘You Can Make Me
Dance,Sing Or Anything'の2曲。‘Pool Hall〜’は最高
にイカシたFaces風ロックン・ロールナンバーだし、‘You Can〜’
はWoodyのコードをカッティングするようなギターが楽しいナンバ
ーだ。珍しくオーケストレーションも入っていて、どちらかと言えば、
Rodのソロ・アルバムに入っててもおかしくない曲だ。