GLAM ROCK

1971〜1972年頃のLONDONで‘T・Rex’や‘David Bowie’らがけばけばしい化粧を施し、ラメ
やサテン地のきらびやかな衣装を身にまとい、ハイヒールのロンドン・ブーツを履いてステージに
立った姿がグラマラス(艶やか)な様だったことから‘グラム・ロック’という名称が使われるように
なったらしい。代表的なアーティストは他に、Gary GlitterCockney RebelMott The Hoople
Mick RonsonRoxy MusicSilver HeadSladeSweetSuzi Quatro など。そのサウンドは
アーティストによってかなり異なり、一概にはその特徴を断言できないが、どのアーティストもその
外見同様、派手な音作り・曲作りがなされていたと思う。しかし、まあ、その外見的要素からついた
呼称であることに間違いはない。
以下に私のお勧めの5枚を紹介しよう。




THE SLIDER
(1972)

T.REX
前年発表のアルバム‘Electric Warrior’の中の‘Get It On’がヒッ
ト。一躍‘グラム・ロックの貴公子’となる。このアルバムからも‘Metal
Guru’‘The Telegram Sam’がヒット。まさに飛ぶ鳥をも打ち落とす
程の勢いがあり、‘The Slider’‘Baby Boomerang’‘Baby
Strange’などのBoogie調の曲が良いです。また、プロデューサーの
Tony Visconti によるStrings のアレンジが一種独特の雰囲気を作
りだしています。‘The Telegram Sam’もまた、『イントロ10秒で
K.O.されてしまう曲リスト・Best10』の中に入れたいところです。
SLAYED?
(1972)

SLADE
チープなドラム音に続いてギンギラギンという感じのギター、そして極め
付きはVo.のNoddy Holder の、マイクが壊れてるんじゃないかと錯
覚させるShout ぶりもド派手な‘Gudbuy T’Jane’がなんと言っても
最高のナンバーです。また永遠のグラム賛歌の‘Mama Weer All
Crazee Now’も上出来のノリノリのナンバー。他に‘How D’You
Ride’‘The Whole World’s Goin’Crazee’のオリジナル曲も良い
ですし、‘Move Over’‘Let The Good Times Roll〜Feel So
Fine’の2曲のカバー曲の出来も秀逸で、楽しませてくれます。当時、
TVで見たライヴでの超ド派手な衣装が忘れられません。
SWEET FUNNY ADAMS
(1973)

THE SWEET
それまではどちらかというとシングル・ヒット・グループ(この時代、殆どが
そうであったのだが)のSweet が、ハード路線に切り替え始めた一枚。
いきなり‘Set Me Free’ではRithie Blackmore ばりのギターワーク
を聴かせてくれます。全体に重たい雰囲気の曲が多い中、
Peppermint Twist’‘Rebel Rouser’‘AC/DC’など、従来のバブ
ルガム・ハード・ポップ(?)的な路線の曲のほうが、出来は良い感じが
するのですが・・・。Chin&Chapaman の路線から脱出しようと悪戦
苦闘している感じです。この後‘Fox On The Run’‘Action’が
アメリカでも大ヒットする。
SILVERHEAD
(1973)

SILVERHEAD
Glam Rock に入るかどうか判りませんが、お気に入りのアルバムの
一枚なので紹介します。Vo.はMihael Des Barres。エロティック
に溢れる歌唱法に特長があり、バックの演奏も堂に入っており、ギター
中心のオーソドックスなロックンロールと言えなくも有りません。イギリス
のグループですが、何故かその退廃的なサウンドはN.Y.を感じさせ
ます。‘Ace Supreme’‘Rolling With My Baby’‘Sold Me
Down The River’‘Rock And Roll Band’など硬派な正統派ロッ
クンロールナンバーが光ります。次作の‘16 And Savaged’も良い
です。
ZIGGY STARDUST
The Motion Picture
(1983)

DAVID BOWIE
73’グラム全盛期のBowie のドキュメントを撮った時のライヴ・アルバ
ム。選曲は、ほぼBESTに近い。’All The Young Dudes’‘Let’s
Spend The Night Together’‘Suffragette City’‘White
Light/White Heat’‘Watch That Man’‘Craced Actor’など
Mick Ronson を始めとするバック・メンバーの熱演がひかる。惜しむ
らくは、録音状態が悪かった為か、音質面がいまいちです。

Bolan Boogie !
bolan boogie