CAROL (キャロル)


 GORDEN HITS (1972 〜 1974)


キャロルは1972年にミッキー・カーチスの手によって「ルイジアンナ」でデビューを果たした。当時のTV番組
で見た強烈な印象は今もって脳裏に鮮明に焼き付いている。矢沢永吉のカリスマ性は今も衰えることは無
いが、全員皮ジャンにリーゼントという出で立ちは中学生の私にはカッコ良く見えたものだ。愛川欣也氏が
司会をしていた番組「リブ・ヤング」にてデビューをして以来、わずか3年足らずで解散してしまった彼らだ
が今聴いてもその時の興奮が蘇る。NHKでも彼らのドキュメント番組が放映されたが、私の記憶には何故
だかジョニー・大倉抜きの3人のステージ、というのだけが強烈に印象に残っている。
彼らが出現するまでは日本のロックというものには遭遇した記憶が無いので、私にとっては彼らが日本の
『ロックの夜明け』ということになるのかもしれない。
メンバーは矢沢永吉(ヴォーカル、ベース)、ジョニー大倉(サイドギター、ヴォーカル)、内海利勝(リード・
ギター)、ユウ岡崎(ドラムス)の4人。初代ドラムスは誰だっけな?忘れた。

ここに紹介するのは彼らのベスト・アルバムと称される‘GOLDEN HITS’。代表曲は殆どと言って良いほど
網羅されているが、唯一、私の大好きな‘ラスト・チャンス’が抜けているのが残念だ。この後に‘GOLDEN
HITS MK U’が出て、そちらに収録されてはいるのだが・・・。内海利勝がヴォーカルを取る曲も収録され
たりしているのだが、やっぱり矢沢とジョニーのヴォーカルこそがCAROLと言える。
超有名な‘ファンキー・モンキー・ベイビー’(我らが森高もカヴァーしてるぞ!)や‘ルイジアンナ’はもちろ
ん、‘ヘイ・タクシー’‘憎いあの娘’‘やりきれない気持ち’‘彼女は彼のもの’‘レディ・セブンティーン’(こ
ちらはKYONもカヴァーしてる!)‘0時5分の最終列車’なんてところは今聴いても、とってもいかしたナ
ンバーだ。ラブ・バラード・ナンバー‘二人だけ’なんて聴くと、彼らのメロディー・メーカーとしてのセンスの
良さが良く分かる。一時的でも良いから、またこの4人でステージに立ってほしいと思うのは決して私だけ
ではないだろう。
当時中学生だった私は友達に彼らの解散コンサート(日比谷野音)に誘われたのだが、行かなかった。
それが唯一の後悔といえば後悔ではある。

※メール及び掲示板でもご指摘頂きました初代ドラマーは、後にダウン・タウン・ブギウギ・バンドに参加し
た「相原誠」でした。ご指摘のほど、ありがとうございました。