CONDITION GREEN (コンディション・グリーン)


MIXED-UP (1979)


私のはるか遠い記憶によると、このコンディション・グリーンというバンドは沖縄出身のバンドであったはず。
ライヴでその実力を発揮していたようで、蛇の頭を食いちぎったり鶏の血を飲むといった壮絶なパフォーマ
ンスと共に一時期かなりの雑誌で彼らの姿を見た憶えがあった。
この‘MIXED-UP’というアルバムは彼らのセカンド・アルバムであり、この後のアルバムは記憶にないので
もしかしたらラスト・アルバムであったかもしれない。どんなサウンドを出しているのかというと、ちょっとディ
ープ・パープル的であったり、ちょっとブラック・サバス的であったり、またはレッド・ツェッペリン的であったり
と、まぁ、大雑把に言ってしまえば、そんな感じのハード・ロック・バンドではあるのだが、所々に沖縄の旋律
を取り入れたハード・ロックは斬新でもあった。
ここでは‘Boney Moroney’‘Born To Be Wild’の2曲のカヴァーを取り上げているのだが、これは比較的オリ
ジナルに忠実に胸がスカッとするハード・ロック・チューンに仕上げている。オリジナル・ナンバーではアル
バム冒頭の英語で歌われている‘Confusion’が気に入ったナンバーだ。間奏のリード・ギターが沖縄の旋
律に乗ったダイナミックな曲で楽しめる。3曲目の‘Typhoon’でも疾走感漂うハード・ロックを聴かせてくれて
いて、やはり間奏のハード・エッジなリード・ギターが良い。
この手のバンドのお約束通り、アルバム・ラストを飾るのはメロディアスなナンバーで、これも何処か沖縄の
メロディーを取り入れたような‘Memories Of Yesterday’という曲。ちょっとした子守唄のような感じで、その
悲しげな旋律は子供の頃に何処かで聞いたような錯覚を覚えた。ある種この時期、日本のロックも戦国時
代であったことを象徴しているようなバンドだったのかも知れない。


メンバーのメンツが濃すぎですなぁ(笑)