レアなこの一枚 (No.10)
MAGGIE BELL(マギー・ベル)

MAGGIE BELL 〜 SUICIDE AL (1975)

マギー・ベルは女性ロック・ヴォーカリストである。ブリティッシュ・ハード・ロック・バンドの
STONE THE CROWS(後期にはPaul McCartney&Wingsに参加したJimmy
McCulloch・g もいた)の看板ヴォーカリストとして活躍するが、解散後ソロとしても注目
を浴びる。
彼女のハスキーな声、そしてソウルフルでブルージーな歌い方は一度聴いたら忘れられ
ない。
アメリカに Janis Joplinがいれば、イギリスにはMaggie Bell有りといったところか・・・。

初めて彼女の歌声を聞いたのは、ROD STEWARTの‘Every Picture Tells A
Story’(1971)においてである。そのダイナミックな歌声は主役さえも食ってしまう程の
迫力があり、そのとき以来マギー・ベルの名前は私の頭の片隅にこびりついてしまった。
これは彼女の‘Queen Of The Night’(1973)に続くソロ2作目のアルバムで、フリー
の‘Wishing Well’、ビートルズの‘I Saw Him Standing There’、プリティー・
シングスの‘It’s Been So Long’他をカバーしており、‘If You Don’t Know’では
ゲストの Jimmy Pageが叙情的なギター・ソロを聴かせてくれている。
どの曲においても彼女の歌声は聴く者のハートを何かしら熱くさせる。
不世出なこの女性ロッカーの存在をもっと知ってもらいたいものだ。