MARK FARNER (マーク・ファーナー)
マーク・ファーナーはご存知、70年代のアメリカン・ハード・ロック・バンドの代名詞とも
言えるGFR(グランド・ファンク・レイルロード)のギタリスト・ヴォーカリストだ。GFRに
ついてご存知無い方は多少なりともAMERICAN ROCKのGFRのページを参照に
していただき、話を進めたい。
GFRが自然消滅の形で解散(確か正式には解散は表明してないが)したのが77年頃
か?(この後オリジナル・メンバーでは無いが2枚のアルバムを発表 ―81年と83年 ―
したが) 私の中では、この頃にもうすでに‘解散’してるのだ。
往年のハード・ロック・バンドも末期は、あのフランク・ザッパをプロデューサーに迎えたり
して、必死にアガイテル姿が痛々しかった思いがある。そんな中、あまり知られて無いが
フロント・マンでもあるマーク・ファーナーはソロ・アルバムを過去3枚発表している。
‘Mark Farner’(1978)、‘No Frills’(1979)そして、ここに紹介するアルバムだ。


 Just Another Injustice (1988)

これは前述の通り、彼の3枚目のソロ・アルバムで、メンバーが替わった後のGFRの
アルバムから数えても実に5年ぶりのシーンへの久々の登場となったアルバムだ。
さすがに、そこにはGFRのサウンドの面影は無く飽くまでも80年代のサウンド作りが
なされている。ちょっと寂しい気がするがマークの伸びやかなあの声は少しも変わって
なく、救われた感じがする。バック・メンバーも名前を聞いた事が無い人ばっかりで、
どうかな?なんて思ったが杞憂に過ぎなかった。ハードなブルース・ナンバーもあれば
GFR時代には想像もつかなかった切々と歌い上げるバラード・ナンバーも中々聴か
せてくれるのだ。休養充分で良い意味で力の抜けたアルバムに仕上がってると思う。
GFR時代後半の‘迷い’とも思えるようなものから脱したことが伺え、Mr.American
Hard Rocker のMark Farner とはまた違った一面を見せてくれ、ファンにとっては
今後のアルバム発表が非常に待たれる。


アメリカ国旗のバンダナがやはり
ミスター・アメリカン・ロッカーだ!