レアなこの一枚(No.2) 〜 THE BEACH BOYS

THE BEACH BOYS IN CONCERT(1973)〜THE BEACH BOYS

ビーチボーイズのアルバムの中でこれは本当に見つかりません。何故か?私にもわかりません。
タワーレコード・HMV・ヴァージンレコード(新宿・池袋・渋谷・・・)どこにも見つかりま
せん。それが有りました!やっと見つかりました!なんと、ちっぽけな古本屋の片隅の中古CD
コーナーで見つけたときは思わず叫んでしまいましたよ。それも1200円という破格の値段で。
それから数日はとても幸せな気分でした。(注:2000年8月ようやくCD化されました。)
そんな事はさておいて、中身はどうかと言うと、もちろん◎(2重丸)です。ブルース・ジョン
ストン脱退の後、ブロンディー・チャップリン、リッキー・ファッターの二人の黒人メンバーが
リズム隊に入り、更にはデニス・ウィルソンがキーボードにに回ったことにより、音に厚みを付
け加えていてライブでも充分BEACH BOYS SOUNDを再現できています。もちろん
カリフォルニアの青い空のように(見たこと無いですが)澄んだハーモニーも健在です。
スタジオ盤と比べてどの曲もノリが良く、イントロが聞こえると一曲ごとにオーディエンスの
歓声が上がるところがなんとも良い感じです。往年の‘Surfin U.S.A.’や‘Fun Fun Fun
もかってのサーフィン・サウンドというよりは、ハードなロックン・ロールで迫ってきます。
その他、‘Sail On Sailor’‘Sloop John B'‘California Girls’‘Darlin
Marcella'‘Caroline No’‘Heroes And Villans’‘Help Me Rhonda’ ‘Surfer Girl
Wouldn't It Be Nice’‘Don't Worry Baby'Good Vibration’とほぼベスト盤的な
選曲がこれまた素晴らしいところです。残念な点はドラッグ中毒(?)によってBrian Wilsonが
いないことだ。1970年以降セールス的に今一歩だった彼らはこのアルバム発表以後、ベス
ト・アルバム‘Endless Summer’で全米一位に輝き、第二の黄金期へと歩み出した
のであった。