Quiet Riot (クワイエット・ライオット) |
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1978年にヴァン・ヘイレンのライバル・バンドとして登場した、このロサンゼルス出身のバンド、クワイエット・ ライオットを当時ラジオで聴いた私はそのサウンドにピンとくるものが無かったのが正直なところであった。 何ら変哲も無い只のハード・ロックに聞こえたものであった。 そんな私が、時を経て25年後の2003年に偶然ラジオから流れてきたオジー・オズボーンの曲を聴いて、そ のギター・サウンドに電流で貫かれたかのように痺れた。 そのギタリストこそ、紛れも無いこのクワイエット・ライオットのランディ・ローズであったのだ。 1982年に25歳と言う若さで他界した孤高のギタリストにスポットライトを当ててアルバムを紹介したい。 |
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Quiet Riot (1978) |
全12曲、3分間の小気味良いハード・ロック・チューンが顔を揃えたデビュー・アルバム。日本先行の デビューとのことであったが、何故か本国では発売されなかったアルバム。メンバーはケヴィン・ダ ブロウ(Vo)、ランディ・ローズ(g)、ドリュー・フォーサイス(dr)、ケリー・ガルニ(b)で、全員(ケヴィン ・ダブロウを除いて?)ルックスが良かった為、どのロック雑誌でも半ばアイドルっぽく紹介されてい た記憶がある。それにしても、このジャケットは見ていて気恥ずかしいものがある(笑)。 「Back To The Coast」でのソリッドなギター・リフや「Get Your Kicks」での「アルプス一万尺」のメロ ディを拝借したギター・ソロに、その非凡なギター・センスを感じる。 他にスモール・フェイセスの「Tin Soldier」、デイヴ・クラーク・ファイヴの「Glad All Over」をカヴァー。 邦題は「静かなる暴動」 |
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Quiet Riot II (1979) |
ケリー・ガルニが脱退してベースに新たにルディ・サーゾを迎えた2ndアルバム。前作より約9ヶ月と いう短期間で発売されたので基本的には前作を踏襲したサウンドではあるが、前作にはあまり聞か れなかったコーラスが多用されている点に先ず気付く。キャッチーなメロディを持った曲も前作以上 に多く、一曲一曲が長くなった分、ランディのギターの聴かせ所も当然多くなっていて、曲のヴァリエ ーションも多種多様だ。1曲の中で聴かせ所が多くなっているのも特徴で、ランディのギター・ソロも 色々なプレイを試している感すらある。 「Slick Black Cadilac」でのひたすらドライヴするハードタッチなギター・リフや「Face To Face」での うねりを上げるギター・ソロなんかは後のオジー・オズボーン・バンドにおけるプレイを彷彿させるも のがある。 邦題は「暴動に明日はない」。なんともベタなタイトルでありました。 |
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The Randy Rhoads Years (1993) |
ランディ・ローズ死後に発売されたアルバムで、未発表曲5曲を収録。ここでの最大の聞き物は 「Laughing Gas」における後の名声を得るプレイにつながるギター・ソロだろうか。ライヴ・バージョン ということもあり、彼のハードなソロから息を潜めるようなクラシカルなパートへ移る瞬間が実に素晴 らしい。また、2ndアルバムに収録されていてもおかしくないほどポップな「Picking Up The Pieces」 やランディの空を駆け巡るようなギター・ソロが素敵な「Breaking Up Is A Heartache」等のナンバー が華を添える。 以後、オジー・オズボーンのバック・バンドに加入したランディはハード・ロックの神様から与えられ た才能を開花させたかのように思えた矢先の1982年3月19日、飛行機事故によって25歳の若さで帰 らぬ人となってしまった。 |
