Rubettes (ルベッツ)


「ルベッツ」は「Sugar Baby Love」のヒットで知られるバンドです。私は運良く彼らのデビュー・アルバムを
ラジオで聴き、一辺で気に入ってしまった。当時、彼らのデビュー・アルバムをカセット・テープに録音して
いて愛聴していた。長年、このデビュー・アルバムだけは絶対にまたCDとかで聴き直したいと願っていた
が、長年未CD化であり聴くことが出来なかった。
しかし、彼らのサイトがあることを知り、そこからCDを購入出来る事がつい最近になって判った。
目出度く、約30年ぶりに聴き返すことが出来た訳だ。そんな彼らのデビュー・アルバムを初めとしたCDを
今回は紹介したい。
ルベッツ自体の紹介は省いてしまうが、詳しいことはこことかこちらをご参考にして下さい。


Wear Its 'At

(1974)
これが彼らの記念すべきデビュー・アルバム。50’〜60’のドゥ・ワップ調に乗ったビーチ・ボーイズ風な
コーラスが満載で、これはもう聴いていて楽しくって仕方がない。「Sugar Baby Love」「Tonight」に代表
されるファルセット・コーラスも魅力的ですが、私の大のお気に入りはBickerton/Waddingtonのライター
・チームによる「Way Back In The Fifties」「Rock Is Dead」「Rock And Roll Survival」「Saturday Night
と言ったカラッとしたR&Rフレイヴァー溢れるナンバーです。チャック・ベリー的なビーチ・ボーイズ、と言
ったら乱暴かも知れないが、そんな感じ。聴けば何時だって私はウキウキな気分になれちゃう。
その他には映画「Back To The Future」の中のダンス・ナンバーとしても使われても良さそうな「The
Way Of Love」や「When You're Sixteen」など魅力的なナンバーが揃った、この時期のブリット・ポップ・
アルバムの中でも珠玉の楽曲揃いのアルバムだ。
We Can Do It

(1975)
こちらもヒット曲「I Can Do It」(全英7位)「Juke Box Jive」(同3位)を含んだセカンド・アルバム。この
2曲は彼らの数枚出ているベスト・アルバムには必ず収録されている代表曲の一つと言える。
コンセプトは変わらず、60年代風なメロディが何処と無く懐かしさを感じさせる。所々ではビートルズチッ
クなメロディが顔を覗かせたり、映画「アメリカン・グラフィティ」風な良き時代を思い起こさせるナンバー
があったりと、一枚目よりは少し落ち着いた感じかな。
ロックン・ロール大好きの私には上述の2曲の他「Dance To The Rock N' Roll」「At The High School
Hop Tonight」なんてナンバーがこれまた楽しい限り。
このジャケットはCDでもベスト盤として使われていたりするので、一番有名かも知れない。
Rubettes

(1975)
オープニング・ナンバーはロンドン・ポップス全開の「Judy Run Run」で、ギター・サウンドを押さえてコー
ラス・ワークに比重を置いた楽しいナンバーで、1〜2枚目の良いところを踏襲したような作風が多い。
相変わらず、3分間の中でのツボを押さえたテンポ良いナンバーが聴いていて心地よく、初期ビートルズ
風な「My Buddy Holly Days」やビーチ・ボーイズ風なコーラス満載の「Out In The Cold」など洒落っ気
たっぷりな曲が印象的。
邦題「恋のロンドン・ブギー」の名の通り、R&Rフレイヴァー溢れる御馴染みの「Play The Game」「Foe-
Dee-O-Dee」「Miss Goodie Two Shoes」「Put A Back Beat To That Music」と言った私の永久不変の
ブギー魂を揺さぶるナンバーも健在なところが嬉しい限り。
以後、彼らはAOR〜カントリー・タッチな方向に進んでしまうのであった。



( 2004/08/13 UP)