レアなこの一枚(No.3)
CHRIS SPEDDING (クリス・スペディング)

CHRIS SPEDDING (1976) 〜 CHRIS SPEDDING



特にレアなと言うわけではないのですが、どうしても紹介したい曲があったので掲載することに
しました。クリス・スペディングは70年代初めに‘SHARKS’というバンドをAndy Fraser
(元FreeのBassist)らと組み、2枚のアルバムを残した後はセッション・ギタリストとして活動
をしておりました。この頃(1974〜1975)Rolling Stonesを脱退したMick Taylorの後釜と
してSpeddingの名前も候補にあがったらしい。その間Roxy MusicのVo. Brian Ferryの
ソロ・アルバムでバックメンバーとして活動・来日もし、ロックン・ロール・サウンドを我々に聴か
せてくれた。そして、シングル‘Motor Bikin’のヒットとともに発表されたのが、このアルバム
である。ジャケットどおり、車とロックン・ロールとテディー・ガールについての曲が多いが、大の
お勧め曲は‘Guitar Jamboree’というとんでもない曲だ。何がとんでもないかと言うと、当時
の花形ギタリストが一同に集まって、今で言う‘We Are The World’もどきのギター・セッショ
ン大会を・・・・・というのはウソだが、夢の競演をSpeddingが歌真似ならぬギター真似で実現
してくれるのだ。出るは出るは、総勢13名の競演だ。順に並べると、アルバート・キング〜
チャック・ベリー〜ジミ・ヘンドリックス〜ジャック・ブルース〜ピート・タウンゼント〜キース・
リチャード〜ジョージ・ハリソン〜エリック・クラプトン〜ジミー・ペイジ〜ジェフ・ベック〜ポール・
コゾフ〜レスリー・ウェスト〜デイヴ・ギルモアだ。Speddingが名を呼ぶとそのギタリストが登
場してギター・ソロやフレーズを弾くという具合だ。これが非常に楽しめる内容になっていて、
明らかにそれらしいフレーズを弾くものだから、名前を呼ばなくともすぐに判ってしまう。更に
感心するのはその人のギターの音色までソックリなのだ。聴いていて思わずワクワクする様な
本当に夢の競演なのだ。出来れば、もっと人数増やして20分位のロング・バージョンにして
ほしかった。(ナント、わがままな)
さあ、貴方も早く探してきてギター・ジャンボリーを楽しもう!