Trigger (トリガー)


Trigger (1978)

この「Trigger」というバンドの存在をすっかり忘れていたが、たまたま2009年初CD化というのを雑誌で見かけて
あぁ、そう言えばこういうバンドもいたっけな、と思いその雑誌を立ち読みしてみた。
CDを買うきっかけとなったのはKISSのジーン・シモンズに凄く気に入られて、そこからKISSと同じCasablanca
レーベルからデビューしたと書かれていたからで、俄然、音のほうはどうなんだと気になり早速購入した。

先ずデビュー・アルバムのジャケットはと言うと、これは何かもう一つ足りないだろうと思ってしまうジャケだ。
もうちょっとひと工夫欲しい所だ。
さぁ、次にその気になるサウンドはどうなんだ?
全11曲、若干35分。どれもみなキャッチーなメロディとサウンドが特徴だ。
1978年と言えば、アメリカでは同時期ボストンやジャーニー、フォリナー等がデビューしたり売れていた頃だ。
これだ!という、ガツンとくるようなナンバーに欠ける所が惜しいが、サウンドや曲作りと言う点では充分合格
点はいっているし、メンバー4人がそれぞれ曲作りを行い、それぞれのメロディ・メーカーとしての才能もなかな
かのものだと思う。
構成はギター2人にベースとドラムという丁度KISSと同じ構成だ。
大きな特徴としては大半の曲でVo.を取っているのがドラムのDerek Remingtonで、シャウトした時のハスキー
・ヴォイスは丁度KISSのピーター・クリスを想像させる。
カテゴリーで言うと「ハード・ロック」という事になるのだろうが、適度なハードさと甘いメロディを持った「BABY
DON'T CRY」や「ROCKIN' 'CROSS THE USA」「I THINK I'M READY」「DON'T STOP YOUR LOVE」と言ったナ
ンバーがコーラスもキャッチーで好感が持てた。
この一枚で終わってしまったが、デビューアルバムにしては出来すぎな感があるので、次の作品も聴いてみた
かったという気はする。
しかしスター性に乏しいので、何れにしても厳しかったかも知れないが・・・。



2010/07/19UP