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今回は、前回の紹介から漏れてしまったアーティストのアルバムを選んでみました。どれも秀 逸なアルバム揃いなので、ウェスト・コースト・サウンドが大好きな人だったら揃えておきたい アルバムばかりだ。 リンダ・ロンシュタットは説明するまでも無く、いまやアメリカを代表するシンガーだ。初期はカ ントリー・フレイバー溢れるアルバムを発表して、‘ロスの歌姫’とも言われ、後にニューウェイ ヴ風のロックをやったり、80年代にはオーケストラをバックに歌ったりしてましてっけ。 シルバーはイーグルスのオリジナル・メンバー、バーニー・リードンの弟のトム・リードンらが参 加していて、このアルバム一枚を発表して解散してしまったバンド。 フールズ・ゴールドは80年代にマドンナ、ハート、バングルスらのヒット曲を作曲したトム・ケリ ーが中心となって結成したバンドで、イーグルスのメンバーらがバック・アップしてデビューし、 2枚目の‘Mr.Lucky’を発表後に自然消滅してしまった。 ファイアフォールはコロラドで結成され、ウェスト・コーストのソフト路線とも言うべきサウンド、 ハーモニーを売りとしたバンド。 リトルフィート、このバンドがウェスト・コーストの分類に入るかどうかは疑問に残るところだが、 どこで紹介してたら良いか分からなかったので入れてしまいました。元フランク・ザッパのマザ ー・オブ・インベイションでスライド・ギターの名手として知られるローウェル・ジョージが70年 にL.A.で結成した、アメリカを代表する隠れ超大物バンド。 |
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GREATEST HITS (1973〜1976) LINDA RONSTADT |
‘Eagles’ が彼女のバック・バンドのメンバーを中心として結成されたのは 有名だ。もちろん初期の代表作のひとつ‘Desperado’は彼らの作品で、 バックにはJ.D.Southerの名前もある。75〜76年のアルバムが一番充実 していると思うが、そのサウンドの立役者Andrew Goldの活躍も見逃す訳 にはいかないだろう。しっとりとしたバラード調の曲も悪くはないが、‘Heat Wave’‘That'll Be The Day’‘When Will I Be Loved’などアップ・テンポな 曲でのパンチ力溢れるVo.が印象的だ。後にミス・アメリカと言われた存在 感が早くもここから漂ってくる。デビュー時の頃の作品で元モンキーズ(!) のマイク・ネスミスの曲‘Different Drum’が異色だ。 |
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SILVER (1976) SILVER |
全米16位のヒットとなった‘Wham Bam’(恋のバンシャラガン)を含む‘爽 やかな一発屋’の唯一のアルバム。‘バンシャラガン’の意味が長年の謎 なのだが、そんなことはともかく、素晴らしい出来のファースト・アルバム。 当時レコードでも買ったのだが、そのハーモニーとアコースティック・サウン ドの響きの心地良さに、これぞウェストコースト・サウンドと酔いしれていた 時期を思い出す。アップ・テンポな曲も、スロー・テンポな曲もどれもナイス な曲ばっかりで、青空が広がる日に聴くには最適なアルバムだ。ウェスト・ コーストの宝庫、ARISTA Recoedの出身だ。 |
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FOOLS GOLD (1976) FOOLS GOLD |
ウェスト・コーストの重鎮、ダン・フォーゲルバードのバック・バンドを経てデ ビュー。上述の通り、トム・ケリーを中心としたバンドで、プロデュースは曲 によって違うがジョー・ウォルシュ、グレン・フライ、グリン・ジョーンズら。ど ちらかと言えば、‘Poco’にも通じるサウンド作りかな?ここから‘Rain、Oh、 Rain’がスマッシュ・ヒットする。メロディー・ラインがどの曲もセンチメンタル に溢れていて、そのハーモニーの巧みさと相俟って爽やかな西海岸の潮 風を運んできてくれる。 |
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GREATEST HITS (1976〜1983) FIREFALL |
元フライング・バリット・ブラザーズ(知りません)のRick Robertsを中心に結 成、デビュー・アルバムから独自のサウンドを確立していたバンドだと思う。 クリアなギター・サウンドが特徴的で‘You Are The Woman’がここから全 米No.9のヒットとなる。おもにアメリカでもAORブームの折、専門のラジオ・ ステーションでしきりに流れていたようだ。ウェスト・コースト・サウンドという よりはソフト・メロウ・ロックという形容が一番近いかも。しかし、こうしてBest 盤で聴くと、どれも同じテンションなので飽きちゃいます。 |
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WAITING FOR COLUMBUS (1978) LITTLE FEAT |
このバンドをなんて書き表したら良いか判らないのですが、強いて言えば、 ‘ウェスト・コーストのFACES’とでも言えば良いのでしょうか?そうです、ロ ッド・ステュアートのいた、あのFACESです。特にここでのライヴ盤における 演奏のノリは素晴らしく、そのタイトでルーズなリズムに乗せられ、グイグイ と引きずり込まれてしまいます。スタジオ盤では味わえないファンキーな味 付けが何とも言えません。演奏の出来・不出来じゃなく、ライヴのノリ一発 みたいなところが、FACESっぽいんですね、これが。レコードでは2枚組、 CD化に際して2曲カットされているところが、甚だ悲しいところです。 |
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